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かーるるいす
海とゆーくんが行った後、俺はちびっこ二人を連れて学校へ。
中学と小学校は隣同士にたっているので。
今日も仲良く手を繋いで三人で行ってきます!
「るいにいー早く!」
「遅れちゃうよー!」
「ちょっと…智もとーやも引っ張んないでね。俺は一人なんだから。」
「だって早く行きたいんだもん!淳と遊びたい!」
「大丈夫だよとーや」
「そう言ってるいにいは、いつも遅いもんな…」
「いやっ、ほら、大丈夫だって智!」
元気なちびっこたちに比べて、歩くのがゆっくりな俺は、いつもとーやと智に引っ張られる形になる。
そんなに急がなくてもね。
朝からせかせかしないでよ。
だって余裕でしょ?ほら時間だって!
あっ、8時ね、あれ?えっ!8時?
やばい!
「智!とーや!やばい!遅刻だー走るよ!」
「えっ?」
「だから言ったじゃんーるいにい!よっしゃーHTT!(ハイパーとーやタイム)」
今日も余裕の登校のはずがまた全力疾走の羽目に…
るいす、走る!
だからもたもたすんなっていつも言ってんじゃん!←by海
だってー。
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