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彼女との会話はテンポが小気味よく退屈しない。
プライベートな質問話ばかりの女生徒達とは違い、返答に気を遣う必要性があまりなかったからだ。
「やれやれ…。随分ちっさい男に見られたもんだな、俺も」
「ふふっ。背は高いけどね、先生」
「……。そこは普通否定する所だろ、否定」
「今まで散々手伝ってもご褒美くれなかった癖に?」
「む。アイスひとつで人間性をはかるとは……最近の女子高生は恐ろしいな」
「そーですよー。お気をつけくださーい」
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