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5章 類稀なる戦闘描写(色々な意味で)
ここはよくあるアルプス…。
クララ「…ッ…ょいしょ。」
ハイジ「頑張ってクララ!…。」
クララ「あぁ!」
ハイジ「あ……クララ…。」
クララ「手が…ぃっ!…。」
ハイジ「だ、大丈夫…後もう少しで立てるわ。」
クララ「無理よ。おじいさんだって、ゆっくりやれって仰ったじゃないの。それにダメなのよ、この足っ。」
クララ「ハイジが言うみたいにすぐには立てないんだわ、きっと…。」
ハイジ「クララのバカ!」
クララ「…!?」
ハイジ「何よ、いくじなし!一人で立てないのを足のせいにして!足はちゃんと治っているわ!」
ハイジ「クララのあまえんぼ!恐がり!いくじなし!どうしてできないのよ!そんなことじゃ一生立てないわ!」
クララ「や、これマジでシャレになんない、手が、いた、いたたいた、」
ハイジ「え、マジスか。次が感動のシーンなんスけど。」
クララ「無理無理、これで演れとかマジキチ、軽く死ねるから。」
ハイジ「あ、でも。クララさんが立った辺りまでが今日のノルマらしいっスから。」
クララ「お前、リマウチ患って病弱演じてみろ、関節有り得ん事なってっから、」
ハイジ「何リマウチ患ってなお、山に来てんスか。」
クララ「しょうがねぇだろ、頭こなくそ硬ぇクソBBAに、はめられたんだから。」
ハイジ「あのアマさっきペーターおとそうとしてたっスよ。」
クララ「ぁんの老害、次会ったらガチではっ倒す、」
ハイジ「そういえば先輩って、ペーターと付き合ってたっスよね。」
クララ「あれ、純朴そうに見えて、実はDQNだったし、」
ハイジ「でも他にめぼしい男はいないっスから。」
クララ「あー厄日、ダリぃしバックレるわ、ジジイにさっさと死ねって伝えとけや。」
ハイジ「マジスか、終電そろそろだと思うんスけど。」
クララ「うわ、走りかよ、BBAは後だな。」
ハイジ「明日も朝8時入りらしいっスよ。」
クララ「あー、明日逆ナンで稼いでくっから、昼に着くから早く死ねってジジイに伝えとけ。」
クララ「んじゃ、さっさと行くとすっか、かったりぃ…。」タタタタタッ…
ハイジ「………クララが立った。」
そんな非公開日誌を綴ってみるwwww
今日は、そんなお話…(大嘘)
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