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ピッピッピッピッピッピッ
「おかあさん?大丈夫?」
ハァハァハァ
呼吸が乱れてる。
凄く
「ハァハァハァハァハァ。大丈夫よ。心配しないでハァハァハァ」
「はい、桝田さん。無理しないでね。」
彼女の呼吸は乱れるばかりだ。
この時
「ねぇお母さん」
私はもっと
「ハァハァハァ・・・なぁに?ハァハァ」
気のきいた言葉は思い付かなかったのか。
と、
「ぼくね・・・」
未だに後悔してる。
「宇宙に行ってお母さんの病気直したげる!」
ピッピッピッピッピー―
「21時ちょうど・・・」
私の母は、
最後の最後まで
笑顔だった
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