私の存在

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 私は、小さくありながらも、仲良くできる人がいなく、必要以上は誰とも話しませんでした。  そこに、私に自ら話し掛けてくれた子がいました。  連れの友達も居て、私がいる場ではないと思いつつも、話始めるのを待っていました。  「あなた、一人?」 と言われ、私はこんな当たり前の事を聞かれるとは思いもせず、ただ単に返事を返しました。  「えぇ、そうですが何か用でも…?」  素っ気なさすぎる私の返事、私は私で、それなりに返事したつもりなんです。
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