A君

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Aが連れて来たのは、20歳の小柄で可愛らしいタイプ! Aはいつも 「天使のP子」「P子姫」と呼んでおりました。 が、中身は悪魔ちゃん(笑) お客を呼ぶときは、名前でなく可愛声で『お兄ちゃん』と呼ぶ♪ お願い事も、それは鮮やか♪ 『お兄ちゃん、明日からメール出来ないからごめんね…』 「どうしたの?Pちゃん忙しいのかな?」 『学校で(Pは専門学生)友達のカバンを汚しちゃって弁償しなきゃいけないから、バイト掛け持ちするから』 「学校大変なんだし、カバン俺が買ってあげるよ!」 はい!カバンGET!! お兄ちゃんって呼ぶのは、可愛いらしさアピール&名前が覚えられないのを誤魔化すため(笑) まあカバン買って上げたお客は私の仲良しの人で、P子のおねだり理由を面白がってたので放置。 でもAは2ヶ月たっても気付かない(笑) でも店に来て夢を見るのも楽しかろう!とそっと見守ってました。 そんなある日P子から電話が掛かってきました。
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