(･∀･)

「あーした天気になーあれっ」

「はあー、明日の天気も雨かぁー。
おかーさんまた雨だってー」

あらあら、もう５日連続よ。

「ハイキングまた延期だ～」

仕方ないわよ、我慢しなさい

「はあーい」

・・・。

「はあー。ここずっと雨だなあ」

(まてよ…もしかして、お空の上の雲さんがイタズラしてるのかも)

「会いに行って文句言おうっ！！」

＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊ ＊

「うーん、とは言ったものの…」

ど う や っ て い く ん だ ？

「・・・まてよ、昔本で読んだことがある。
ジャックと言う少年が、豆を植えてお空にいったお話！」

(御伽話なんて関係ない、善は急げだ！)

○ ● ○ ● ○ ● ○

「おかあさーん、何か豆ない？」

あら～納豆しかないわねぇ

「納豆・・・。まあ、それでいっか。ちょーだい」

ほらこれ。よくかき混ぜるのよ

「うん」

「よーし豆の用意完了！」

ほりほり

どろーん

埋め埋め

ぺたぺた

ジャー

「あとは芽がでるのを待つだけだ！」

（＾ω＾）ふっふふーん

＊＊＊＊＊数日後＊＊＊＊＊

「お母さんただいまー」

あっ、おかえり、それよりちょっと！！こっちきて早く！！

「え、なになに…ってわあっ！！！」

なんなのこの木、空まで続いてるんだけど…

「納豆…ここまで育ったのかあ…」

納豆！？はあ…母さんなにがなんだか…

「大丈夫だよお母さん。僕いってくる」

いくってこの上に！？危ないわよやめなさい！

「いいからいいから。ここで待ってて。明日は晴れるよ」

この言葉を最後に…。
少年の姿を見たものは誰もいなかった…。

バッ

「はあ…はあ…」

・・・。

きょろきょろ

きょろきょろ

「・・・なあーんだ夢か…」

ちょっと起きなさい！今日は晴れよ！ハイキングいくわよ！

「えっ！ほんとに！？」

うん、お母さんはりきってお弁当作るわよ！

「やったー(((o(>ω<*)o)))」

なんかオチがゆるいごめんなさい