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どれぐらい逃げただろうか。どれぐらい走っただろうか。町は爆弾等で破壊されている。敵だ!逃げ道がない。…………………
「あっ。誰かが僕を呼んでいる」
「誰だろうか。今は行けれない。でも誰かが僕を待ってるんだ。行かなくちゃ。」
「そうだ。僕を呼んでる人をこの世界に呼んで、助けてもらおう。でもその人に僕達を助ける力はあるのだろうか。そして僕はその人を巻き込んでいいのだろうか…」
…「よし。行こう」
辺りは光で包まれ、青年の姿は消えた………
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