~第1話~

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最後に出たのが優馬だった 「(もう、さすがにいないよね)」 周りを見渡して誰もいないことを確認 優馬は行きつけのラーメン屋に向かった さすがにアイドル1人でラーメン屋にいるとはみんな思わないはず そんな思いから1人でよく行くのだった おいしいラーメンも食べ終わり、帰るためタクシーを拾おうとしたところ、運悪くファンに見つかった 「kiss-me-catの優馬くんでしょう!あたし大ファンなんです!今帰りですか?これからあたし達と遊びませんか?写メ良いですか?番号とか教えてくださいよー!」 優馬はタクシーを諦めて彼女達を巻こうと動いた 「すみません、疲れてるんでごめんなさい。写メや番号とか事務所的にNGなんで…」 優馬はやんわりと断ったが 彼女達はぐいぐいしつこかった 「みんなには内緒にするんで、あたし達に特別いいでしょー!優馬くんの特別になりたいのぉ!」 腕を組まれ逃げられない 歩いてるうちに公園の近くまで来てしまった 「え!もしかして人気のないところでヤッちゃう感じですか!?」 優馬は怖くてなかなか思うように言い返せないでいた
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