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優馬は立ち上がり、タクシーを拾って帰って行った
今度は無事に帰宅
優馬達は事務所兼自宅という形で、みんなでシェアして暮らしていた
〈ガチャ バタン〉
「ただいま…」
「あんのクソ兄貴ィィィィィ!!!!」
帰ってくると突然一樹が叫びだした
「まぁまぁ、落ち着けって。いつもの思いつきだと思うけど…」
と、憐が一樹をなだめる
「ただいま。一樹どうしたの?智和さんと何かあったの?」
部屋に入り、リビングのソファにカバンを置き、自分も座って一樹に話しかけた
「何がって?お前もわかるだろ!毎度毎度の失踪だよ!」
「あぁ、また…」
また始まったと優馬も呆れていた
「あいつは何者なんだ!兄貴じゃないのか!?社長じゃないのか!?マネージャーじゃないのかぁぁぁぁ!?」
息を荒くして一樹が叫ぶ
「突然帰ってきてふらーっとスケジュール置いて居なくなって。なんなんだ!あいつきっと忍者なんだよ!忍者だから姿見えないのか!?絶対そうだ!なっ!優馬もそう思うだろ!?」
一樹は物凄い形相で優馬に詰め寄った
「一樹近いよ、ともかく落ち着こうよ」
はぁーとため息付きながら優馬の隣に座った
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