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「はぁ・・・。またやってしまった。なんで私ってこうなのかなー。」 「でも、親切な日本人でよかった。 前途多難かも・・・。」ため息をついたとき、携帯が鳴った。 「はい!もしもし!」 「うみー!!!無事についた ー!!?」 中学からの大親友の佐野 有紀(さの ゆき)だった。 「ゆきー!!今ちょうど空港で、今からホテルにいくとこよ。」 「ごめんね。一緒に行く予定だったのに。急なライブで行けなくなったのに、 ライブ流れちゃった!!」 ちょっと悲しそうな声でゆきが言った。 「えっ!!?なんで?あんなに楽しみにしてたのに!!」 「うん。メンバーのRIKUが急にしばらく活動休止して休むって消えたの!! 彼が曲を作ってるから他のメンバーもさすがにライブは急は無理で、とりあえず今までの曲で 仕切り直してライブをするみたい。ファンとしては早くライブ行きたい!!!」 「うん。そうだね。飛行機でストレートハーツの曲聞いたよ!私初めて聞いたけど・・・。 なんだか泣いちゃったよ。」 「うん・・うん!いいでしょ!帰ったらうみもライブに連れて行くからね。 気をつけてホテルに行くんだよ!」 「うん!ありがとう。またね!」 ずっとずっとゆきが大好きだったストレートハーツ。 私は音楽なんてあまり興味も持ってなかったのに・・・。 でも、この人たちの曲は懐かしいあの曲を感じさせる。 歌詞も曲もなんだか私の心に入り込んでいた。 「さぁホテルに行かなきゃ!」 私はタクシーに乗り込んでホテルへ出発した。
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