出会いの物語

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「全く、ジーク兄ちゃんはいつもこうなんだから。ヒルド姉ちゃんも何か言ってよね」 桐斗は隣にいる筈の女神ヒルドの方向を向く。 「あれ? いない」 「ヒルドはさっき桐斗君が縛った縄を抜けてゲームセンターの方に逃げて行ったよ。ガンバ○イドとかダイ○オーとか言って」 「何をしたいのか、大体わかった。あんのやろー!!」 桐斗はジークの手を引っ張り走り出した。 「あー、ウィンナーが!」 「知るかぁ!!」
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