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学校につくなり、沢山の生徒達に囲まれる。湊先輩、柚羽ちゃん、そればっかりだ。
うんざりして私はさっさと人混みを掻き分けて校舎内に入っていく。
生徒達の目には私は映らない。
私は柚羽の影でしかないから。
勉強もスポーツも出来て、おまけに誰にでも平等に優しい柚羽には敵いっこないんだ。
昔から、両親にも周りの人達にも言われ続けてきた。
私達は顔は同じでも全然違う。欲しいものは全部柚羽のものだったし、今だって…
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