2人が本棚に入れています
本棚に追加
誰だって、悪いとは思っていても、嘘をつく事もあるだろ
そうやってバランスよく他人と付き合っていくのは、当たり前の事だ
鈍感さは必要だ
気付かずにいる事も、人間の心の安定を維持する為に必要な感覚だ
全てを敏感に察しない事で
他人と上手く付き合える
生きてる間、全てを察し続けてると
壊れてく一方だ
それは相手にも罪悪感を与え
信頼性は簡単に砕け散る
家族は嫌でも毎日を 一緒に暮らす人間だ、だから一番最初にもっとも他人に近くなった‥
俺は、それでも耐えて耐えて
上手く制御して
楽しく関係を築いていたつもりだった
だけど、避け始めたのは家族達からだった
事故があった時に
アレほど悲しんでくれた家族から
生き返ってしまった為に
今度は毛嫌いされる事になるとは皮肉なものだ
生還したのに毎日が死んでる様なものだった…
違うものは虐げられる、家族だからってそれは変わらない
別に恨むなんて気持ちは無い、昔から、いつかこうなるとは感じていた
ただ一つ違うのは、 嫌うのはきっと、自分の方からだと思っていた事だ
自分が悪役になって、家族を捨てる形で終わると思っていた
ポジティブに思えば、先に嫌われたなら、罪悪感が無くなった訳だから唯一の救だ
最初のコメントを投稿しよう!