ピュア~中学校編 1~

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橋井那奈が部室の前でまっている。 「那奈ー。おまたせ!」 美桜がいきおいよく那奈のところむかうと… 「ねー、聞いて。維がね佐野尚飛くんと付き合ってるだって。知ってた?」 私がのろのろと歩いているすきに、今日話したことをすぐにいっていた。 「んー?………っ!佐野尚飛って、あのずっと笑顔でいるやつ!?」 「そ!ビックリしたよね!」 あわわ!私のいないところで話がすすんでるし!急がなきゃ! タタタタタ… 「ちょいまち!私のいないところで話をすすめるんじゃない。」 「あー、ご本人登場。維があの佐野尚飛と付き合ってるとは…」 那奈が私の顔をみて… 「ま!維、可愛いから、やられちゃたのね~。」 「そう思うよね~。」 那奈と美桜がまた、二人でやりとりをしていると… 『バシ!!』 「痛!へ、なに!?なにがおこって…いるの……か……」 後ろを振り向くと篠原華菜だった。「ニヒヒヒー」と、笑っていた。 「もう、いたいよ華菜。華菜のはたきめっさ痛いし。」 と、いると華菜が 「んー?なんのこと~。」 あきらかに棒読みだな……すると、那奈と美桜が 「あ、華菜~。こんちはー、ねぇ聞いて聞いて。」 「え、なになに?」 また、さっき話したことを話している。
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