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橋井那奈が部室の前でまっている。
「那奈ー。おまたせ!」
美桜がいきおいよく那奈のところむかうと…
「ねー、聞いて。維がね佐野尚飛くんと付き合ってるだって。知ってた?」
私がのろのろと歩いているすきに、今日話したことをすぐにいっていた。
「んー?………っ!佐野尚飛って、あのずっと笑顔でいるやつ!?」
「そ!ビックリしたよね!」
あわわ!私のいないところで話がすすんでるし!急がなきゃ!
タタタタタ…
「ちょいまち!私のいないところで話をすすめるんじゃない。」
「あー、ご本人登場。維があの佐野尚飛と付き合ってるとは…」
那奈が私の顔をみて…
「ま!維、可愛いから、やられちゃたのね~。」
「そう思うよね~。」
那奈と美桜がまた、二人でやりとりをしていると…
『バシ!!』
「痛!へ、なに!?なにがおこって…いるの……か……」
後ろを振り向くと篠原華菜だった。「ニヒヒヒー」と、笑っていた。
「もう、いたいよ華菜。華菜のはたきめっさ痛いし。」
と、いると華菜が
「んー?なんのこと~。」
あきらかに棒読みだな……すると、那奈と美桜が
「あ、華菜~。こんちはー、ねぇ聞いて聞いて。」
「え、なになに?」
また、さっき話したことを話している。
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