ピュア~中学校編 1~

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「えーー、話してよー。おもろいから」 と美桜がクスクス笑ってる。 「いやいやいや、おもしろがんないでくださいよ」 「えーー、だってねー。」 みんながうなずいている。 「だって、二人ともピュアなんだもん。それみてると、なんだかおもしろくて…-W」 と那奈がいうと、 「ほんとー、もっと話せばいいのにー」 華菜もうなずいている。 「もー、みんなしてひどいな。これでも、必死なんだから」 と、言い合っていたら、 「ちよっ、そこどけてー。」 男子がきてしっしっ、と手でやっているのをのがさない那奈が 「はー、しっしっはないっしょー。今いいところなんだから!」 わわわ、那奈!もーいきおいで言うなよー! 「はっ、知らねーし。まー、いいからそこどけろ。」 「はー!むかつくな、その言い方!」 やば!那奈が暴れてしまう~! 「やめろよー!通れるところあるだろー。」 冷静に尚飛くんが、止めに入った。 「おっ、尚飛~。お前の言い合いに入ってくるとは」 「はー、知らないしー。まっ、はやくいこ。」 「わかったよー」 尚飛くんのおかげでなんとかおさまった。
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