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『何々!?。あ!。なんか流歌ちゃん目が赤くて涙出そうになってんじゃん!。』
凜も鈴原の部屋に入ってくると鈴原の横に立って俺を睨みつける。
『あんた・・流歌ちゃんになんかした?。』
『はぁ・・?。』
凜のかなりドスの聞いた声に俺は言葉が出なくなる。
『流歌ちゃん傷つける奴は私が許さないから!。』
そう。
凜がまるで保護者のように鈴原にかなり過保護になり、俺が鈴原を見るとかなり厳しくなった。
鈴原は隣で苦笑いを浮かべている。
相変わらず、凜は俺を睨む。
俺はこう呟きたくなった。
『ああ・・面倒くせぇ・・』
今の俺の一番心を表した言葉であった。
第二話 終
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