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俺は今、2人の同じアパートの住人と風呂、トイレを共同で使っている。
しかもその住人は隠れファンが居るぐらいの美少女2人である。
おそらくおんなじアパートで風呂を共同で使っていると知られれば俺は殺されるかもしれない。
『風呂入るか・・。』
俺は部屋を出て風呂のトイレを開ける。
『え・・。』
そこにはバスタオルを巻いて顔を真っ赤にした鈴原が立っていた。
俺は思わず目を見開いて、鈴原のその姿を凝視した。
『キャー!。』
すると必然的に鈴原は叫び声を上げる。
『あ、すまない・・。』
そして俺も急いでドアを閉めてそこに立ち尽くしていた。
そう。
時に入浴シーンもしくはその後の場面に遭遇したことがある。
若い男全てのドリームを握っていると言ってもいいぐらいおいしい場面に俺は遭遇しているのだ。
ただこの鈴原の叫び声をとある奴に聞かせるととんでもない代償を払わなければいけなくなる。
『な、なに!。今、流歌ちゃんの叫び声が聞こえたけど!。』
2階からかなり食い気味に階段を降りてきた凜が階段前で立っていた。
『あ、あんた!。ひょっとして流歌ちゃんの裸覗いたんじゃないんでしょうね!。』
すると凜は俺の首根っこを掴み、体一杯に揺らす。
そう。この過保護な女のせいだ。
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