アイドル

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美波さんはこちらを振り向いた瞬間走り出した。 「助けてー!」 …………… いや……違うんだ……、彼女は独特の感性を持っているから…… きっと寝ぼけてたんだ。 そうだ早く学校行かなきゃ! クラスのみんなが待ってるし。 急がなきゃ! しかし相変わらずアイドル扱いか、学校に着いてからというもの、目があった生徒は皆一様に走り去っていく。 クラスの前に着いた。 中からは賑やかにな話し声が聴こえる。 しょうがない、みんなアイドルな俺を待ってる筈だ。 クールにいこう。
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