プロローグ

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目が覚めて、ふと隣に気配を感じることに気がついた。 俺が寝ているのはベットで、そんなに大きいタイプの物ではなく人間が二人寝れば何かしらの接触がうまれるぐらいのやつだ。 まだ夢見心地で、隣の人を確認しきれていない。 最も有力なのは同じ家に住む静恵さんという俺の育ての親であり家族としても女性としても素晴らしく死んだら間違いなく女神に昇格するであろう人だ。 容姿は美しく、それでいて乳がデカイ。 声は安らぎを与え万人に愛され、俺が息子のような存在でなければ手を出しそうなぐらいの……長くなりそうだから割愛する。 とりあえず試しに肘で胸辺りを押してみた。 静恵さんならば弾力と心地よい柔らかさを俺にプレゼントしてくれるはずだ。 「……これは静恵さんではない」 残念だ、一気に萎えた。 次に考えられる可能性は奴ぐらいだろう。
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