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「…ちょっと待て、親父。土産って量じゃねぇだろ。そのために山に行ったんじゃねぇか。」
「まぁ、細かい事は気にするな。それから土器ならもう大丈夫だ。焼くなら火をつけてやるぞ。」
『ありがとうございます!それではお言葉に甘えて、お願いしちゃいます。土方さんに任せたら日が暮れちゃいますからね。』
「あ゙?」
凄まれて、タロ父の後ろに隠れる。
「…おいおい、本当に日が暮れるぞ…。やることいっぱいあるんだろ?」
「チッ!俺は塩を作ってくる。うまく焼いとけよ。」
土方は立花に向かって舌打ちすると、もう1つの魚入り土器を持ってかまどへと向かった。
大丈夫かな…
『後ろで応援「しなくていい!!」
…怒鳴られた。
「ところでさっきから気になってたんだが、その獣も一緒に焼くのか?」
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