鬼ごっこであの世行き

194/194

1869人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
「すまねぇ…親父…」 「やっとわかってくれたか。」 タロ父はホッとして笑顔を見せる。 『ありがとうございます!私は遠慮しませんよ。たっぷり甘えさせてもらいます。』 「そうだ、それが正解だ。ハナもきっと喜ぶぞ。」 『それでは、まずは海の幸と山の幸、それから果物なども食べたいです。』 「さすがにそれは甘えすぎだ。」 タロ父が突っ込む。 『あっはっはっはっは!』 「わっはっはっはっは!」 半分本気だったんだけど、却下された。 とりあえず、しんみりした空気を吹き飛ばせたので、良かった。 土方さんも笑ってくれてるし。 立花もホッとする。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1869人が本棚に入れています
本棚に追加