1867人が本棚に入れています
本棚に追加
/200ページ
「いつもありがとうございます。それでは尻尾は燻製にして、左之さんに持ってきますね。」
『ありがとうございます。良かったね、左之さん。』
あれ?さっきまで後ろにいたのに…
と思ったら、猿の尻尾に噛み付いていた。
ハナは猿を持ち上げる。
左之さんが釣れた。
…。
『左之さん!あとであげるから、今は離れてねっと!!!』
立花はうさぎを無理やり引き離す。
「本当に食い意地張ってんな。何でも食うし、本物の左之みてぇだな。」
『やめて下さいよ…。いくら左之さんだって猿は食べな…』
いとは、言い切れないかもしれない…
立花の顔が引きつっている。
俺は冗談で言ったつもりなんだけどな…
土方も真顔になる。
最初のコメントを投稿しよう!