見習い縄文人

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「いつもありがとうございます。それでは尻尾は燻製にして、左之さんに持ってきますね。」 『ありがとうございます。良かったね、左之さん。』 あれ?さっきまで後ろにいたのに… と思ったら、猿の尻尾に噛み付いていた。 ハナは猿を持ち上げる。 左之さんが釣れた。 …。 『左之さん!あとであげるから、今は離れてねっと!!!』 立花はうさぎを無理やり引き離す。 「本当に食い意地張ってんな。何でも食うし、本物の左之みてぇだな。」 『やめて下さいよ…。いくら左之さんだって猿は食べな…』 いとは、言い切れないかもしれない… 立花の顔が引きつっている。 俺は冗談で言ったつもりなんだけどな… 土方も真顔になる。
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