2人が本棚に入れています
本棚に追加
1
その昔。
この国に「一週間」というものができた頃。
その曜日ごとに、役目を与えられた者達がいた。
【毎日人々が楽しく過ごせるよう、精一杯力を発揮せよ】
使命を受けた七人の神々は、その命尽きるまで人々の暮らしに貢献した。
そんな神々の子孫達が通う、とある学校。
先祖の神々の名に恥じぬよう、その力を受け継ぎ、我が物として奮う。
神々の力は衰えることなく、子孫達に受け継がれている。
と、思われていた。
しかし、神々の力は時代を経て、少し弱まってしまったようだ。
これは、曜日を司る神々の子孫達の物語――。
最初のコメントを投稿しよう!