怒り

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俺は……そのルートを走るが……一向にいる気配はなく…匂いもしなかった……。 でも…途中から通った形跡があった。 「……ここから……人間の匂いもマジっているな……」 “キュューン………” ?!!! 今…微かに声が……勘と鼻を頼りに町を掛ければ………。 「!!!!!」 俺は……その光景を見た瞬間…思考が停止する……。 人間が円を描く真ん中には……血まみれの狼が吊され……周りには…まだ息はあるが…痛めつけられた…狼達の姿…手足には重りを付けられていた……。
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