存在理由

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クシャクシャ………。 『!!「会った時はもっと小さかった…赤ん坊の時だから…覚えていないよね?……私はサナ…この怖いおじさんみたいに私は怖くないからね?」 そう言ってイタズラをした子供の様に笑う…サナ…。 「んだよ……俺だってな!!こんな顔に産まれたくて産まれたわけじゃねえんだよ!!つか…降りろ…疲れた」 そう言ってネラの腕から下ろされた。 でも周りにはよだれを垂らした狼達が僕を睨む。 「…まぁ…取り敢えず屋敷だな……」
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