存在理由

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“……キサマ…ニンゲン……ダロウ?ナゼワレワレトナレアウ?” 一匹の狼が僕に近付く……鋭い牙を向けながら……今にも飛びかかりそうな……。 「…父は……大丈夫かな……私行きましようか?」 「嫌……俺達が行っても足手纏いだろう……それに俺達が頼まれた事はコイツの安全と保護だ…それが最優先……」 僕は……パパの子なんだ……こんな奴に…いいように言われて……。 “サレ!!『うるさい!!僕はパパの子!!お前なんかに……お前なんかに!!』
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