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「はぁ……サナ…お前までそんな顔してどうするんだ……」
サナは下を向き…俺の尻尾を離さない。
「……お前まで…そんな顔したらシィまで不安になるだろう…」
尻尾を握る力が弱まった瞬間に尻尾を引き離した。
「……あんなに魘されてる…シィを見るのも辛いけど……ネラも一緒だ……」
サナ……………。
「……ありがとう…心配してくれて…でも今…戦力を失うわけにはいかないし…増やせると言っても仲間は仲間だ…俺はその上に立つ者だ…」
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