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学園自治が可能な世界、カオス。
そこに点在する学園の一つ、カオス学園。一年前に作られたその学園には一癖も二癖もある強者達が集まっている。
カオス学園のモデルは北海道。だから広さは北海道と同じ。しかし能力を持っていた り、やたらと便利な移動技術があるので、移動に日を またぐ事はあまり無い。
つまり広すぎる学園ですら、生徒には庭同然。
海翔がカオス学園に防御術式(結界)を張った際、学園 の土地は綺麗な円形になった。そしてそれぞれの目立 つ場所(中心地)に移動用の転送装置を置いているの で、遠くに住む生徒はそれを利用して学園に来てい る。近くに住む生徒は普通に、自転車やバイクなどで 通学している。
また学期などは存在せず、四月になれば学年が一 つ上がるシステムだ。修学期間は基本的に18年(決 まってはいないので、これより短いのがほとんど) としているが、学ぶ意志があるなら永遠に学ぶ事 が出来る。
小等部は0歳から入れ、12年間。中等部は13歳から 入れ、3年間。高等部は15歳から入れ、3年間学ぶ 事となる。ただし転入して来た者ばかりなので、 年齢に応じた等部へ行かせ、その分の足りない修 学期間の勉強を本人の遺志で、学ぶか学ばないか 選ぶ事が出来る。
あと学生証(身分証明書)の代わりに、あちこちに指紋認証システムがある。
カオス学園の生徒は全員登録しているので、警備は多少安全と言える程度。また戦闘科の生徒達&支援科の生徒達で、他学園に行き、貿易をする事もある。
なおカオス学園は自然資源が豊富である為、自給自足が出来る。電力はオーム石と呼ばれる永久発電石、水はテーム海と呼ばれる海から流れて来た水をろ過して使用している。
生徒会長が大飯喰らいな為、食糧政策を重点的に取り組んでいるという噂も。
理事長は全体の見廻り以外、基本的に妻と二人で(一部の人間以外)誰も知らない秘密の植物園に引きこもっている。生徒会長がそれを承諾している理由は、やはり食糧が関わっているとの説が濃厚。
農業の革新などの長期政策は喰、祭事は討魔が受け持っている。
学園自治をするだけあって、学園一つがそのまま都市のようになっている。幾つかの学園とは 同盟関係にあるが、カオス学園を狙う不穏な学園もある。
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