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馬鹿みたいな会長の言葉に俺は一瞬思考を閉ざすが親衛隊総隊長と言う身分の為一応演技をしておく
「会長様ー、そんな奴に構わないでください。穢れちゃいますよぅ…」
少し悲しそうにしかし恨めしそうに転校生君を睨みつつ思ってもいない言葉を口にする
総「ぷっ・・・」
隣で吹き出すように笑ってんじゃねぇよ、つーか…
「お前も親衛隊だろ、らしくしてろよ」
そうコイツも同じ親衛隊に所属してる、しかも副隊長
総「いや、俺は無口キャラだから平気なんだよ」
余裕気に微笑む総矢
その姿が腹立たしくどう謝罪させてやろうか、と企んで入ればゆっくりと視界の端に映る毛玉…ゴホンッ いや、転校生君
何の用かと思いソレに目を映すと満面の笑みを浮かべ(実際は見えないから雰囲気で感じたんだが)手を差し出して来た
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