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だって、私には好きな人がいて…
シュウ、私のことが好きだったの?
だって全然気づかなかった
シュウはいつも上から目線で生意気で意地悪で…
そのシュウが好きな人は…私?
『小野寺くんはヒカルのことが好きなんだって』
美桜の言った言葉が頭のなかでぐるぐる回る
同時に一気に顔が熱くなった
私は緊張したり恥ずかしいとすぐに顔が赤くなってしまう
リンゴみたいに
どうやら美桜はシュウに恋のキューピッド的なものを頼まれていたらしい
他人の告白を手伝うのだからさすがに美桜も落ち着くことなどできなかったのだろう
シュウにどんな顔して会えばいいんだろ…
明日もあさっても学校はある…
そのあとだって。
どうしよう…
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