詩2

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詩2

自分の存在がわからなくなってしまった時には 太陽を見れば良い 太陽は1日の大半じっくりと僕達を観察している そぅ、考えられれば 自分は、太陽の楽しみになっているのだ って思えるはずだ もし、辛い事にぶち当たったならば 月を見ればよい まるで、自分の心を全て見透かしているような月を 月は、珍しい花のようだ、夜にだけ花を開き 昼になれば、太陽によって花はしぼむ そぅ、思えたならば 自分のまわりにも、辛い人間が数多くいると、普段は明るい人間でも時には、姿を消し 自分に気づいて、なんて思ってるのかもしれないと だから、もしかしたら自分のこの辛さで 同じ境遇の人を、探しあて支えてあげれるかもしれない そぅ、思えるはずだ 人間は、心に『暖』と『冷』をもつ生き物 違う考え方、見かたをすれば、時に誰だって良き勇者になれると、俺は思う
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