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主人公は下駄箱で、バサッと上履きを出して
教室に向かい、下駄箱から教室までは近いので
数分で着きます
まだ少し早い時間帯に着いてしまったので
誰もいないだろう、と
主人公はそう思っていた
しかし
中に入ろうとしたら、扉の窓から
自分の席に、落書きをしている人物を発見
「・・・」
だれだ!、こんな事をする奴は!と主人公は思いました
「・・・」
絶対に顔を見てやるからな、この~
と、また主人公は思いました
そー、そーっと扉を開けようとしました
ガタガタ・・ガタガタ・・
ええい!音がなってるじゃないか!
オンボロ扉め!と主人公は思いましたが
扉の開いた音を聞いた落書き犯は
「うわ!」、と声を上げ
違う扉へ走り、出て行きました
「・・・」犯人はヤマシゲ君でした
ヤマシゲ君、いや、ヤマシゲだ!
今からヤマシゲだ!
主人公は
犯人は特定せず、ただ机に落書きされたと
先生に言おうと思いました
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