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…………………………………
8時……半……
おやす……み………
「くぉおぅらぁああぁ!!憂人!!!おっきっろっやぁあ!!!なめとんのかワレェエェ!!!」
『んっ……はよ、……母さん』
はよ、画面の外側の人。俺は憂人だ。
今のキレてた人は、母さんだ。
名前は、霧島 希九【キリシマ キク】元ヤンではないらしい。生まれつきの性格だと。(祖父談)
身長は、しらん。
…わかった。わかったから。睨むなよ。…作者
えぇっと、俺より、俺より…
「何か用?人を見上げて、落ち込むなっての」
俺より大きいとか…(泣)
作者ぁ!!今すぐ変えろ!!!俺の身長を高くしろ!!俺は、俺は…見下されるより、見下したいんだ!!!
変えろぉおぉo(バシッ
『グッ…なにすんだよ!!!クソババア!!』
「今何つった?もっかい言ってみろやぁあぁ!!!!」
『あぁ!何度でもいってやらぁ!!!ク・ソ・バ・バ・ア!!!』
「やんのかこらぁあぁ!!」
『かかってこぃやぁあ!!」
胸ぐらをつかみ合って睨みあってると、突然部屋の入り口から声がした。
「まったケンカしてる。ほらほら、兄ちゃんは学校。母さんは仕事。早く着替えて行きなよ。もう8時50分だよ?」
弟の裕紀【ユウキ】だ。しっかり者で、中学生だ。今日は創立記念日らしく。休みだ。
母さんは、こんなんでもデザイナーをやっている。腕はいい方だと思…う?
ん?今、何時だって?8時…50分!?
『うっわ!後10分じゃん!!間に合わねぇ!!!ちょっ!!裕紀、母さん出てってくれ!!』
母さんと裕紀を無理やり追い出して、制服に着替える。
鞄を持ってキッチンにダッシュ!!
パンを一瞬で食べ、歯磨きをして、髪は…まぁいっか←
『行ってくるわぁ!!』
「おぅ!!!逝ってらぁ」
いつも通りの挨拶をかわし、家を飛び出す。
今日は、何時も道理の日常だな。
因みに今、猛ダッシュしてる。←
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