学生なのに仕事とか嫌DEATH★

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俺がどうやって逃げるか考えている間にあいつは準備していた。 「まずー。本を足元に置きます。そしてー。人を巻き込みます。 近くにいる人の手をつかみましょう。…か。」 本に書いてある事を読んだらしいのだが。 おかしいだろ。何で人を巻き込みますがはいってるんだ。 あぁー浮かばねぇ。 どうしたら!! もう、全力疾走だ!! 「あ、穴が空いた。よし、逝くよ憂人」 俺は走る!! 真の手を振り払い逃げたのは良いのだが、目の前には本棚。 全力で走ってぶつかればそのまま跳ね返るよな。 やっべ、これ詰んだわ。 俺は跳ね返った反動で穴に落ちながら意識を落とした。 「せっかちだなー憂人は。折角蹴り落とそうとしてたのに。 …じゃあ、僕も行きますか。」 真が穴に飛び降り、頭が見えなくなった途端に穴は閉じ、本は消えた。 本の題名は、[召喚されてみませんか] __________________ あいつは、腹黒だ。腹黒過ぎて白いとこ何か見つかりゃしない。 さて、回想をしてみたものの此処が何処だかわからんな。 今俺がいる場所は例えるならば、オタク部屋だ。 だが、整理はちゃんとしている方だ。 起きたらここにいた。真は居ないがな。 よし、パソの前に座ってるひとに話しかけるか。 『あのー、ここどこですか?』 「フフフ…私はモ○ハンの神である。私テラ強ぇー(笑)」 こいつ聞いてねぇ。 『聞いてます?』 「アイテムが出ねえーwwはよ出ろしww」 ピキッ 『聞いてんのか?』 「キタァー!!鱗キタァー!!よっしゃ『聞けや、この変態オタクがぁ!!』ぁーあ?」 やっと気づいたみたいだな。 「 君…フツメンだね。(笑)。」 よし、表にでろ。
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