終わりの始まり

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「畜生……畜生……」 伏見は放心状態で立ち尽くす。 無理もない。 自分の母親を自らの手で殺めてしまったからだ。 「…………はっ!?」 気付く。 あのスレで言っていた事は真実。 つまり外ではゾンビが彷徨いているのだ。 「何の冗談だよ……こんな馬鹿馬鹿しい事があっていいのか?」 絶望。 もうそれしか感じない。
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