終わりの始まり

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その時、多数のうめき声に気付き自室の窓から外を見た。 案の定ゾンビたちが徘徊している。 しかも伏見の家の玄関に集まっているように見える。 嫌な予感がした伏見はダッシュで1階に降り、玄関前に来た。 鍵が開いている。 急いで扉に走り寄り、鍵を掛けた瞬間、ゾンビたちが玄関にびたりと張り付いた。 「……!? お、親父……!?」 扉に張り付くゾンビにもはや人ではなくなった父親がいる事に気付いた伏見は愕然とする。 更に……
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