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真尋「ごめんて」
紫鶴「Σ 何かキャラ違う!?」
真尋「ごめーん、そういえばしーくんも怪我人だったね~。包帯替えてあげるからそこ座って?」
一瞬錯覚が見えたように思えたが、真尋先生はそれを忘れさせるような屈託のない笑顔で俺の背中を押した。
されるがまま、そこの椅子に腰かける。
和仁君は俺の斜め後ろに控え目に立っていたため、お膝をお貸ししようとしたところきっぱりと断られました、まる
連れないなあ…。
でもそこが好き!←
真尋「…んー?あらぁ?おかしいな、包帯もうないや~」
和仁君にデレデレしているとそんな声が聞こえてきて真尋先生を見る。
保健室に包帯がないっていいの?予備とか、そういうのないの?
和仁「保健室なのに…」
ぼそっと呟いた声は俺の耳にしっかりと届いた。
そうだよね、和仁君。
保健室の包帯とか切れることないよね。普通なくなる前に補充するよね!
まあそこんとこは真尋先生だから仕方ない。
紫鶴「どっかにあるんだったら取りに行く?俺手伝いますよ?」
その足じゃ、しんどいだろうし。
真尋「あーそういえばこの前ひろくんに新しいの注文して貰ったんだった。悪いんだけど二人共、運ぶの手伝ってくれるー?」
和仁「はい」
紫鶴「いいっすよー」
松葉杖を付く真尋先生を気遣いながら、俺と和仁君は保健室を出た。
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