《失われた記憶》

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「.......きちゃ」 「.....あき」 「...ちあきちゃん」 「智光!!」 遠くで聞こえていた声が、急に近くなった 。 重い瞼をゆっくりと持ち上げる。 目の前には、黒髪と茶髪の 二人の男の子の 顔があった。 どちらも整った綺麗な顔で、どことなく似ている。 髪の色が同じなら、きっと間違えるだろうな。 それより、ここは.....どこ.....?
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