もしも、封印が解けたら

4/5
前へ
/111ページ
次へ
あ、言い忘れていましたが、私は今、人の姿をしています。 悲しいことに、転生前の地味キャラですが。 「グルワァァ!! 」 ウイングタイガーが飛び掛かって来ました。 「フッ」 鋭く息を吐いて、貫手を繰り出します。 「ガゥゥルルゥゥ!? 」 私の貫手は、一撃でウイングタイガーを貫きました。 「ご飯の確保、完了です♪ 」 そう、ウイングタイガーは、ササミみたいな味がして、とってもおいしいのです。 どうもこの世界の生物系の魔物は一部を除いて、強いほどおいしいらしく、ギルドのトップランカーには、舌が肥えている人も多いとか。 初めてこの事実を知ったときは、 『どこのグルメバトル漫画だ、この世界は!? 』 と、ツッコミました。 閑話休題ということですね♪
/111ページ

最初のコメントを投稿しよう!

219人が本棚に入れています
本棚に追加