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「決まったじゃんよ。君に与える能力は……」
「能力は? 」
「まずは、
・特殊属性の『破壊』と『再生』
・たくさんの魔力
・自らを進化させる『進化する者〈エボリュート・クロック〉』
・幻想を見破る、看破の魔眼『看眼』
じゃん」
「……普通にチートだ……」
「ちなみに、種族は秘密にしておくじゃん。それから、属性はそれだけじゃないから、楽しみにしておくじゃん」
「……まぁ、ありがとう。でも、『進化する者』って、チートすぎない? 」
「別に、転生者全員の共通能力じゃんよ? 正確には、意図的に進化を起こし、それを促進させる能力じゃん。一回あたり、1~2年かかるじゃん」
「使い勝手は悪い、という訳ね」
「それじゃ、転生してくるじゃん」
「なにから、なにまでありがとうございまs」
パカッ と、床が開いた。
「は? 」
「ボツシュートって言うらしいじゃんよ」
「お、落ちる~~!!? 」
「がんばって来るじゃんよ~ 」
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