なぜいらっしゃる…(゜Д゜;≡;゜Д゜)

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本当に意味がワカラナイ。 何で風紀委員長であろう人に押し倒されてるワケ!? 全身に冷や汗的なものが流れる。 するとイチゴ先輩は、俺の頬をいきなり撫でてきたのだった。 奏汰「ぅ…ひゃっ!何するんですか!?」 驚きの余り、変な声が出た。 退いてほしくて、イチゴ先輩を見上げる。 すると、イチゴ先輩は何故か驚いた顔をしていた。 苺「嗚呼、すみません…私は勘違いをしていた様です。」 そう言い、俺の上から退いたイチゴ先輩。 勘違い…って事は、ヤってないってわかってくれたのか? 奏汰「あのイチゴ先輩…それじゃあ俺の謹慎処分は…?」 すると、かけている眼鏡をカチャッと上げて、 苺「ええ、取り消しです。それに貴方は…襲いたくなる顔をしていらっしゃいますからね。ニコッ」 何て、恐ろしい言葉を放ったのだった。 ぉ…襲いたくなるってなに!? 殴りたくなるのか!? それとも… ブルッー…寒気がしてしまった。 違うに決まってるだろ! 大丈夫かよ、俺!! 心の中で一人で寂しく会話する俺って… そんなことを考えていると、イチゴ先輩の声が聞こえてきた。 苺「まったく…一人でなにぶつぶつ言ってるんですか。」 呆れた顔をしているイチゴ先輩。 今日で氷の女王様の色んな表情を見ちゃったなぁ… 笑った顔、怒った顔、不機嫌な顔、呆れた顔… 一番気になるのはー… この人が照れたら、どんな顔をするのかだな…
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