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奏汰『今日は朝から濃い1日だったな』
そんなコトを思いながら帰路につく。
理兎は部活の為、帰りは一人だ。
因みに部活はバスケ部。
何か…黒バ○と言うアニメにハマり、前の部活を辞め、急いでバスケ部に入った。
その前はテニ○リにハマり、テニス部に。
そしてその前は、確かサッカー部だったと思う。
その時ハマっていたアニメは確か、イナ○レ…
その当時、一緒にアニメを見ていたのでよく覚えている。
理兎は運動神経抜群なので、どの部活からも優遇されている為、どの部活にも入部できるんだ。
なんとなく羨ましい(←
そんなコトを考えていると、俺の部屋の前まで来ていた。
そして、なにやら家の前で彷徨いている人がいたのだ。
奏汰『あ…あれって…』
見たことある後ろ姿だった。
奏汰「イチゴ先輩…?」
そう声をかけると、一瞬ビクッと肩を上げ、こちらを振り返る。
やはりこの後ろ姿は、イチゴ先輩で間違いなかったようだ。
奏汰「どうしたんですか?また俺が何か…」
するとイチゴ先輩はニコッと微笑んで、
苺「今日は仕事が早く片付いたので、遊びに来ました。早速ですみません」
申し訳なさそうに告げたイチゴ先輩。
暇していたので、イチゴ先輩が遊びに来てくれて凄く嬉しい。
奏汰「いつもお疲れ様です。イチゴ先輩が来てくれて嬉しいですよっ!どうぞ上がって下さい」
そう笑顔で言うと、イチゴが赤くなったような気がした。
気のせいだろうか…
イチゴ先輩を部屋に入れようとした、その時ー…
「おい、貴様。何をしているんだ?」
なんて、低い聞き覚えのある声が、廊下から聞こえてきたのだった。
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