はじめてのおでかけ

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そういえば…と思い出し、カレンダーを見る。 すると… 奏汰「尚とシエナの結婚記念日だったね。」 因みに俺は父親のことを尚、母親のことをシエナと呼び捨てしている。 まぁ…強制的だw 尚央「そうなんだよー!楽しんでくるね!それで家で舞莉が一人だから面倒見てほしいんだー。どう?」 舞莉-マオリ-とは弟のこと。 私立聖男中学校に通う中学1年生だ。 舞莉にも会いたいと思ったし、二人にはゆっくり休んで欲しいと思ったので、もちろん返事はyesだ。 奏汰「いってらっしゃい。ちゃんと面倒見とくから任せて。」 すると尚は安心したように良かったー!と声をもらした。 尚央「じゃあ、宜しくね!事故に遭わないように気をつけt」 奏汰「そんなに子供じゃないよw尚も気を付けろよ」 じゃあ、と言い電話を切る。 最後まで煩かったが、無視して切った。 じゃないとキリがないと思ったからだ。 そんなこんなで、俺は高校生になって初めて家に帰ることになったのだ。
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