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奏汰「あー!もういいから作るよ!w」
舞莉の首元を掴み、立たせる。
あ、親猫が子猫を持ち上げるときみたいなw
すると舞莉は「わかったぁ」と言い、キッチンに向かう。
二人で野菜を切ったり、具材を煮込んだりしているうちに、あっという間にカレーが出来た。
―――――――………
舞莉「うわぁ…美味しそう♪」
ふわっと湯気とともに、カレーのスパイスの匂いが漂う。
ご飯を4割、ルーが6割が俺的には好きだ。
舞莉はと言うと、俺とは反対にご飯を6割、ルーが4割で美味しそうに頬張っていた。
奏汰「こらこら。そんなに急いで食べなくても、誰も取ったりしないってww」
やけ食い?する舞莉を見て、思わず苦笑い。
舞莉「らっへ、おいひいんらもん」
どうやら"だって、おいしいんだもん"って言ってるみたいww
パクパクと食べ進めていると、どうやら舞莉は食べ終えたみたいで、烏龍茶を飲みながら俺をチラチラと見つめてくる。
しかも目付きが色っぽいんだけど…
いったいなんなんだw
奏汰「どうした?そんな見つめてもなにも出ないぞ。」
俺がそう言うと舞莉は、はぁー…と溜め息をついた。
ん?あれ。
クスッ…舞莉ってば可愛いな。
ゆっくりと頬っぺたに手を持っていき、一掴み。
舞莉「んっ?//」
舞莉が小さく声をあげ、顔を赤く染めた。
奏汰「ほら。ご飯粒ついてた」
舞莉の頬っぺたについていたご飯粒を口に運び、パクっと食べる。
舞莉の頬が先程から赤い。
火傷でもしたのか?カレー頬張ってたし。
そう思い、取り敢えずまた放置w
舞莉は「奏汰のバカ…///」と、怒っているようだ。
奏汰「大丈夫か…?」
と、顔を除き込むと「うぅっ///」と拒否されてしまった。
久々の再会なのに…(´;ω;`)
ちょっとテンションが下がりながらも、食器を片付ける。
すると隣には舞莉がいて「手伝う…//」と、擦り寄ってきた。
あーっ…ホント可愛い!
ふわっと優しく頭を撫で、微笑むと二人で並んで食器洗い。
舞莉が異常に近い気がするけど…可愛いから許すww
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