540人が本棚に入れています
本棚に追加
/46ページ
「なぁ、理兎-リト-…今人の喋り声みたいなのが聞こえなかったか?」
「うーん? 気のせいでしょ! あー…寮長×チワワ萌え禿げるぅー(´д`*)hshs」
…どうも。聖男高校の寮長をしている蒼樹 奏汰-アオキ ソウタ-だ。
この変な奴は親友の篷稚 理兎-トマチ リト-。
幼稚園からの所謂幼馴染みだ。
そんな俺と理兎は何をしていたかというと…
俺は勉強
そして理兎は俺の部屋ということも関わらず、大音量でびーえる?とか何とかいうドラマCDを聴いていた。
奏汰「あのさ…ちょっと音量落としてくれ…」
すると理兎が、
理兎「い・や・だ♪」
と、美形の顔をいかしてウインクをしてきた。
理兎「ぐぁ…っ…!」
あんまりにもイラっ☆としたので、理兎の鳩尾に蹴りを入れてやった。
理兎「ひでぇーっ(泣 こんな美しいボディに痣が出来たらどうすんだよっ!」
涙目になりながら、そう訴えてくる理兎。
鳩尾を押さえながら、のたうち回っている。
奏汰「……よし。勉強、勉強」
理兎「えっ!?無視!? 何気に傷付くんですけど!」
まだ何か言っているが、勿論無視だ。
最初のコメントを投稿しよう!