全てはここから始まった

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大きな体育さんには同じ制服を着た学生が300人ほど綺麗に並べられたパイプイスにすわっている。 私、サナはパイプイスに座り黙々と本を読んでいる。 「サナいよいよだね」 「うん」 隣のパイプイスに座るのは幼馴染のハレ。 栗色の髪は肩に付くか付かないくらいの長さのボブ。 背は150と小さめで、生まれつき左指がない。
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