愛しのキャサリン

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「でな、松本うけるねん」 「なんで‥?」 「遅刻の理由は俺の為のおめかしやとか言ってんねんで」 「おめかしっ」 少し笑ってしまう。 それと同時に、少し寂しくなる。 ホンマにおめかしなんかな? かぁゆを遊んでるんならやめてほしい。 本気で好きなら遅刻するか? 毎度も。 「ゆーちゃん、俺不安やわ」 「どしたん?」 「かぁゆなにもされへんよな‥?」 「大丈夫やって あの松本やで?」 「‥ん、ならええけど‥‥」 「まぁ、遊ばれてるのは確定やなー」 「っ!」 「やすー? なんでそんなビックリしてんの(笑)」 「いや‥、やっぱり遊ばれてるよね‥かぁゆ‥」 「うん‥ それ知ったらめっちゃ落ち込むでアイツ」 「ホンマホンマ 余計仕事にならん、よ‥」 「そんなに心配なら行ってみる?」 「どこに‥?」 「いつもかぁゆがデートしてる場所知っとんねん」 「‥行く」 「じゃあ俺らもデートやね」 「んなっ//」 「やすは受けな?」 「受け?」 「そ、女役」 「お、女役っ?//」 「よし、行こうか」 ゆーちゃんは俺の手を握った。 なんやの、ホンマにカップルみたいで照れるわ。 「きよ、しゅうじ、あとは任せた」 「はいよー」 「楽しんでー」 うわあああ。 めっさ照れる。
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