明けない夜はない…の?

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「ジローさん…誤りますからぁ 許して下さいよぉ…」 ジローのあとを追いかける、北原。 「おう、来たか。トオル。 今日から頼むな、アシスタント。」 違うアシスタントを呼んでいた。 「ジローさん… どうするんすか…結婚式…」 「知るか。てめーで考えろ。」 北原を置いて撮影に向かった。 「いいんすか?北原さん…」 「いいんだ。これで諦めるようならこれからやっていけない… それに、口が軽いのも命取りだ。 今のままじゃ、一人立ちさせられねーからな。」 「じゃあ、北原さんを…?」 「そう思ったんだがな… ちょっと早かったかな‥」
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