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カコン カコン カコン カコン…
またこの音か…
「お~、龍柳(たつや)。今日も遊ぼうぜえ~」
数人が囲む。
そこは廃墟とかした小学校の体育館前だった。
そう、そこの近くに龍柳の母親が働いている宿舎があるのだ。
龍柳は、父が海外に単身赴任しており仕送りしてもらっているが親戚らが母の過去をだしに潰しにかかったのだ。
母は龍柳が生まれる昔、暴走族として悪いやつらと絡んでいた。
しかし、ある時を境にすべてをたちきり改心し真面目になった。
その親戚のせいで、もともといた県を出ることになった。
そのせいで、病気を患い仕送りだけじゃ足りなかったのだった。
それで、工事をしている人のまかないを作る調理師になったのだ。
「そこに寝て休んでろよ。ジュース買ってくるからよぉ。」
と小5のデブの男の子が言って同じクラスの子らしき子と出掛けていった。
他の奴らは俺の目を隠し、手足を押さえるのであった。
さすがの自分も不安になる。っつーかおかしくね?って思うのだがあっという間に帰ってきたあの二人。
「口開けろ。ジュース飲ませてやる。」
と一応開けるのだが、途中から無理やりだった。
閉じれない
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